さて、近状報告からまず。
絵付け師を目指してこの道を進むことを決めた4年前。
必死に勉強、デッサン練習、専門学校に入ってからは
ただがむしゃらに目の前にあることを吸収しようと精一杯でした。
筆を持って絵を描くことはほとんど初めてで
そこで見ることや聞くことは何もかも知らないものでした
さぁ、専門校と言うこともあって、そこに来る求人は
私が目指している絵付け師の職人
その面接を受けること3度。
全て落ち、望む絵付け師の求人もぷっつりと音を立てなくなりました。
職人というのは社会の中で言う一番下っ端。
でも、早々誰かが変わりを勤められるほど簡単な仕事をしているわけではなく
その職人が今の日本を支え、文化、伝統を守ってきた存在であること。
その人達がいるからこそ、日本が海外の注目を受け続け、仕事をやっていけるということ
そんな存在に憧れたことや、絵を描くという仕事でご飯を食べていきたい。
そんな理由があって、私はその絵付け師を目指しました。
今更他の道を探すつもりもないし、この仕事をやって、死ぬまで続けたい
それが私の夢であり願いです。
しかしこの不況の中、日本が大打撃を受けているのは
もちろんこの業界の中もそうで
毎年求人数が6件しかないなんて、落ち込みます。
実家暮らしですが、この両親を置いて一人暮らしをはじめる余裕もないし
貯めるということをしてこなかった両親の余裕もない。
なら、私が一刻も早く仕事を初めて一人前になり
多少なりとも家を支えていかなければならない
就職と夢の間でずっと悩んでいました
そう、ついこの前まで。
今も悩んでいるのかもしれませんが
今はなんとか、形が固まったような気がします。
先生や親から言われたことは、待て、ということでした
先生からは、夢を諦めて就職をしても、長く続くことはほとんどない。
それなら、ずっとやりたかった夢を追って、その場所へ就職しなさい。
親からは、行きたい所じゃないなら就職するな。でした。
両親の言うことは極端だとも思いますが
やっぱり両者にそう言われると、少し、待ってみようかなと思います
いつまで待てるのかは家の状況次第という所もありますが
望む求人が出るまではバイトをしながら就活を続けるということで
頑張ります!
今は学校の授業もやっと終わって、あとは卒業に向けての展示会や即売会の準備
実演に向けての準備だけ。
この1年間、学校で習って練習して、商品として仕上げたものが売り出されます。
ドキドキもあったり、ワクワクもあったり、これからのことを考えると重いモヤもあったり
でも、それがターニングポイントを迎えている私の人生なんだと信じて
これからはのんびりと、自分のペースで頑張ります!
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